初心者にも簡単にわかる!金魚の飼育に必要な設備!

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金魚飼育は水槽だけではできません。
必要な設備を揃えて快適な環境を作ってあげましょう。


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Contents

水槽

飼育する金魚の種類や飼育する数、また、将来的にどのような飼育をしていくのかを考慮してサイズを選定しましょう。

設置するスペースが限られている場合は、そのスペースに置ける水槽のサイズに飼育する生体の種類と数を合わせるしかありません。
ここで欲張って小さい水槽に沢山の生体を入れると間違いなく失敗するので、生体に対して水槽のサイズのほうが多少余裕があるくらいで考えて決定しましょう。

水槽台

水槽は、水を入れて、レイアウトアイテムなども入れるとかなりの重量になります。
安定した場所に置かないと思わぬ事故を起こしてしまいます。

専用の水槽台は、安定性と強度を考えて設計してあるもので、一般の家具に置くよりは間違いなく安全です。
各メーカーから、サイズに合わせた水槽台が販売されているので、設置場所が確保できるのなら設置することをおすすめします。

エアーポンプ

金魚は水中の酸素を吸って呼吸しています。
水量が多い大き目のサイズの水槽でしいくしていても、金魚の数や水質によっては酸欠になる危険性があります。

そんな時のために、エアーポンプがあると、酸欠を多少は軽減することができます。

もちろん、飼育する環境が悪かったり、水槽サイズと飼育数を間違えていれば、根本的なことから見直す必要があるので、かならずしもエアレーションをしていれば大丈夫だというわけではありません。

ろ過器(フィルター)

金魚飼育では、必ず定期的な水替えは必要にはなりますが、毎日水替えをすることは困難です。
もちろん、そうしたい方はそれでもいいのですが。

ろ過器は、水槽内の飼育水を循環させて、水の浄化を行い、金魚にとって有害な物質を一時的に集めておくことで、ある程度、水替えの頻度を減らすことができます。

水替え作業は想像以上に大変な作業になるため、飼育を少しでも楽にするためには、ろ過器は必須です。

種類は様々なものがありますが、比較的安価で高性能なものが各メーカーから販売されていますので、必ず設置しておきましょう。

ろ過器のサイズの選定ですが、大きければ大きいほど、ろ過できる最大能力も大きくなるのでその分水替えの頻度は減ります。
逆に、あまり小さすぎると、すぐに能力の限界が来てしまい、ろ過能力を失ってしまうので少し大きめのものにすると管理が楽になります。

ただ、小さな水槽の場合は、あまり大きすぎるろ過器を設置すると、水流が強くなりすぎるので注意してください。

底砂

底砂を入れておくことで様々な効果が得られます。

水をきれいに保のに必要なバクテリアが繁殖しやすくなり、水質が安定するのが早くなります。
また、質によってはPhを一定に保つ効果があるものもあります。

外観では、目に映る面積が大きいため、レイアウトとしての影響が大きく、全体の雰囲気を左右するアイテムになります。

種類は豊富で、色々なパターンの演出が楽しめるので、どのような雰囲気にしたいのかを想像しながら、好みのものをゆっくりと選びましょう。

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水草

水草は、上手に育てると美しい緑になり、金魚の体色である赤色をより美しく演出してくれます。

また、産卵期になると、魚巣にもなるので役立ちます。

水草は、光合成をおこなうため、日中には二酸化炭素を消費し、酸素を供給してくれる効果もあります。
ただ、思っている以上に水草の育成はうまくいかないことが多く、特に光があまり当たらない場所ではすぐに枯れてしまい、溶けてなくなってしまいます。

水草を導入したい場合は、比較的光を必要としない種類や、枯れにくい種類などを選ぶと、ほったらかしでもうまくいくことがあります。

もっと綺麗な水草を育てて演出したい場合は、水草育成に必要な設備を整えましょう。

照明(蛍光灯・LED)

照明はあるのとないのとでは格段に見え方が違います。
特に、部屋のわりと光に当たらない場所に水槽を設置している場合は、設置したほうがいいでしょう。

水草を入れていて、光量が足りない場合などにも役立ちます。

また、ある程度飼い込んでくると、かわいい金魚の姿を写真や動画におさめたりもしたくなります。
そんな時でも、照明が設置してあれば、水槽内がクリアに見えて、綺麗に写真を撮ることができます。

水槽の表面は反射するので、フラッシュは使えませんからね。

注意することは、照明はつけっぱなしにせずに夜間はきちんと消灯すること。
金魚たちの生活リズムを整えてあげることも忘れないでください。

ネット

金魚を移動するときなどにすくうのにも役立つほか、枯れた水草や、ごみなどを取り除くのに必要なアイテムです。

魚は人間の手で掴むと傷ついたり火傷をしたりすることもありますし、ごみなどを取り除く場合でも、ネットのほうが撮りやすいですし、手を入れないので衛生面でも安心できます。

安いものですので、一つ二つくらいは水槽の横にかけておけば便利です。

水温計

金魚はわりと水温の変化には敏感です。
水温計をセットしておいて、すぐに水温を把握できるようにしておきましょう。

水替えの直後や、季節の変わり目など、環境の変化をすぐに把握するためには必須のアイテムです。

ブラシ

飼育を続けていると、どんなに気を付けていても水槽内に必ずコケが発生してしまいます。
コケの発生を放置しておくと、水草の光合成を邪魔しますし、なにより見た目が悪いです。

コケは早めに取り除いておかないと、後からとれなくなることもあります。

水替えの時にスポンジなどでこすってとることもできますが、柄の長いコケ取り専用のブラシがあれば、楽にコケを除去することができます。

水替えの時でなくても水槽内の掃除ができますし、手を入れる必要もないので非常に便利なアイテムです。

ヒーター

金魚飼育で絶対に必要なものではないのですが、水温の低下を防ぐことで、金魚の体力低下を抑え、病気を防ぐことができます。
特に冬場になると、暖房をつけたり消したりと水温の変化が激しくなります。

短い時間での水温の急激な変化は、金魚にとっては非常にストレスになり、体力も奪われてしまいます。

また、病気の原因となる細菌や、寄生虫は比較的低温で活発になるものが多く、水温の低下で免疫も低下している金魚は非常に病気にかかりやすい状態になってしまいます。

一度病気になってしまうと、重症化して取り返しのつかないことになる場合もありますし、感染力の強い病気の場合は、水槽内にいる金魚が数日のうちに全滅してしまうということもありえます。

金魚が快適な環境で生活するためにも、ヒーターで水温の低下を防ぐことをおすすめします。

最近は、コンセントをさして放り込んでおくだけで温度を一定に保ってくれるオートヒーターが安価で売られていますので、水槽の数と同じだけ用意しておくと安心です。

万が一、病気になってしまった場合に、薬浴と同時に、水温を上げる時などにも使用します。

中和剤(カルキ抜き)

水替えをする場合、一日前などにくみ置きしておくのもいいのですが、中和剤を使えば水道水の塩素をすぐに抜くことができるので、作業がスムーズに行えます。

液体のタイプや結晶になったものもあるので、使いやすいものを選んで、常に手元にあるようにしておきましょう。

ホース

水替えの作業や、水槽掃除の時など、さまざまな場面で役立ちます。

バケツで作業を行うことも可能ですが、かなりの重労働になりますし、思わぬところに水をこぼしてしまうリスクもあります。
そんな時、どこでも水を出せるようにホースがあると非常に便利です。

ホースの選び方として、安価なものを選びたいところですが、万が一、破れたり蛇口から抜けたりすれば、大惨事になってしまうので、できるだけしっかりしたものを選んだほうが安心です。

また、使用する予定の蛇口に合わない場合などもあるので確認しておきましょう。

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