ビー・シュリンプ

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ビーシュリンプ

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Contents

英名

Caridina sp.

飼育難易度

ふつう

原産地

不明

全長

2cm


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水質

弱酸性~中性

水温

20~26℃

特徴

白と黒の縞模様が目立つかわいらしいエビ。
その模様が蜂に似ていることからそう呼ばれるようになった。

飼育

飼育は容易だが、高温に弱く夏場の温度管理には注意が必要。
水草が沢山ある水槽なら繁殖も可能。
小型なので大きな魚との混泳には注意が必要。

ビー・シュリンプは特定困難

見た目の可愛らしさと、飼育や繁殖の容易さから人気のあるシュリンプシリーズの代表です。
しかし、この「ビー・シュリンプ」は「本ビーシュリンプ」「元祖ビーシュリンプ」「原種ビーシュリンプ」「リアルビーシュリンプ」「香港ビーシュリンプ」などと呼ばれ、昔から輸入・流通されていたが、過去に日本への輸入が途絶えた時期に「ニュービーシュリンプ」の名称で、本項目のビーシュリンプに似たエビが輸入・流通され、「中国ビーシュリンプ」「香港ビーシュリンプ」「ビーシュリンプ」など、全く別種のエビにもかかわらず紛らわしい商品名を付けられることもあるため、購入時に「ビー・シュリンプ」を求める場合には注意が必要。
一般的に、「ビー・シュリンプ」(『元祖ビーシュリンプ』と呼ばれること多い)を見分け方としては、「ニュービー・シュリンプ」よりも白色の部分がはっきりしているとか、透明の部分が少ないなどと言われていますが、「ビー・シュリンプ」は飼育環境下で繁殖が繰り返された結果、原産地と原種を特定するのが困難で、タイプ標本も存在していないため、はっきりと区別することは困難なようです。
ショップによっては、はっきりと「元祖」「本物」「リアル」などとわざわざ記載しているところもあるようですが、学術的な詳細もわかっておらず、元々の原産地とされていた香港でも、現地調査が行われたが生息の確認はされていないため、実際のところは特定が難しくなっている。
縞模様の赤い「レッド・ビーシュリンプ」は「ビー・シュリンプ」の突然変異で赤くなった個体を固定化した改良品種。

ひとこと

飼育と繁殖を楽しめそうな「ビー・シュリンプ」ですが、一般に「本物」と言われる種類を見分けるのは難しそうですね(^_^;)
しかも、困ったことが「元祖」「本物」と呼ばれる種類のほうが「ニュービー・シュリンプ」と呼ばれる種類よりも高価であること。
そんなだったら「ニュービー・シュリンプ」でいいや・・・ってなりそうですが・・・。
本種にどうしてもこだわりたいなら、何か確実に見分ける方法か、「ビー・シュリンプ」であるという確実な根拠をショップに問合わせてみるのもいいかもしれません。
あとは混泳には気をつけたいところ。
大きな魚がいると食べられてしまう可能性が高く、万が一いまく生息できたとしても、せっかくの鑑賞を楽しむためのエビたちがずっと隠れていることになってしまうので、せっかくなら専用水槽で飼育したいところです。


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