転覆病の金魚を救う「金魚車いす」がすごい!飼育者の愛情が形になった!

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金魚車いす

転覆病を患った金魚のため、飼育者が考えたのはコルクを使った包帯。

飼育者はこれを金魚の車いすと題してSNSへ投稿。

その写真から感じられる飼育者の魚への愛情に賞賛の声が寄せられている。


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金魚車いす
※画像はredditより

金魚の“車いす”、と題された写真が米ソーシャルサイト・redditに投稿され話題を呼んでいる。

投稿者によると、先日、自宅の水槽で飼っていた金魚が“転覆病”と思われるような上下運動を始め、苦しそうな泳ぎ方をしていることに気がついた。そしてその金魚を助けようと思いついたのが、コルク栓を利用した“車いす”だ。

小さな包帯とテープで胴輪を作って金魚を優しく包み、そして浮力のあるコルクで金魚の泳ぎを助けるというもの。こうした金魚を助ける試みはネットで初めて見られるものではなく、中には本格的な補助具を作成した人物もいるが、誰にでも実践できるようなシンプルながらも魅力的なアイディアに多くの人たちが感心したようだ。

引用元:ネタりかコルク使い金魚の“車いす”に、飼い主の愛情に称賛の声相次ぐ。

この写真を見たユーザーたちからは

「多くの人にとってはただの魚かもしれないが、飼い主にとっては大事な家族」
「いいアイディアだよ。がんばれ小さな金魚!」
「これ大好き。こうした愛情が持てることが本当に好き」

など、賞賛の声が寄せられ、話題となっている。

転覆病は治らない!?

転覆病とは、なんらかの原因で、魚の持っている浮袋のバランスが崩れる難病。
まだ解明されていない部分も多く、水温の変化、餌の影響、空気の圧迫、ウイルス感染など、様々な原因があると言われている。

その根本的な原因が突き止められれば治療も可能かもしれないが、なかなかそう簡単にはいかない。

この転覆病はやっかいで、横転したまま餌が食べられなくなったり、魚自身は一生懸命泳ごうとしているのに、完全にお腹側が浮上して水面付近で逆さまになったまま戻れなくなる。
水面から出て空気に触れている部分が腐ったり、壊死したりすることで死んでしまうことが多い。

「こうすれば治る!」といった治療法こそ見つかってはいないが、転覆病は金魚飼育では珍しい病気ではなく、わりとポピュラーで経験している飼育者も多い。
発病する原因は多くの飼育者たちの経験から大体の推測はできているようで、こうしたニュースに対して様々なアドバイスも寄せられているという。

この写真の金魚も、浮き袋が菌に感染して転覆病 (お腹が膨れ、上向きでプカプカ浮いてしまう病気) にかかってしまい、泳げなくなってしまったという。
写真を投稿したマックス・クノブラホさんは、この症状について
「高タンパクな食事を与え過ぎたのが原因」
「みじん切りにしたグリーンピースを餌に混ぜると良い」
とコメントし、おおよその原因はわかっている様子。

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車いすや補助具も一般的!?

転覆病が比較的ポピュラーな病気なだけに、この写真のような対応をとる飼育者は多いという。
投稿者のマックスさんが作った車いすは、Tシャツのタグにコルクを取り付けたもので、こうすれば正常に泳げるようになったのだという。

こうした試みをする飼育者は多いようで、この車いす作戦もわりと一般的な対応だという。
中には本格的な補助具を自作する飼育者もいる。

補助具を装着した尾ひれのない金魚

金魚補助具

引用元:ロケットニュース24尾ひれを持たず泳げない金魚に飼い主が補助具を制作! 小さな命に差し伸べられた愛に全米が感動

生体を生かすことは飼育者の使命

こうしたニュースを見て、「感動!」「すごい!」「金魚への愛情が伝わる!」などの声が上がっているが、こうした努力は飼育者として可能な限りやるべきことだと自覚してやっているのだろう。

観賞魚とは、人間がその美しい姿を見ることで癒されたいという目的から飼育される。
だが、生体を飼育することはそんなに簡単なことではない。

本来なら、自然界で観賞魚が生きる場合、弱い者は衰退し、強い者のみが生き残れる。
自然の摂理としてそうやって弱者は淘汰されていくのが当たり前の世界。

しかし、人間が観賞魚として飼育する場合、狭い水槽の中に閉じ込められ、自然界に比べればとてもいい状況とは言えない環境で一生を終える。

そうしているうちに病気などを発症してしまった場合、それは自然界の淘汰ではなく、観賞魚として飼育されているからこそ起きた事象。
飼育者はそういったことが起きないように日頃から気をつけ、病気が発症してしまえば最善の手を尽くして延命する努力をする。

生体を飼育することはそういうことなのだと思う。
金魚や熱帯魚が偶然自宅にも舞い込んだわけでもなく、好きで部屋の水槽の中にいるわけではない。

たかが観賞魚、と思う方もおられるでしょうが、飼育者というのは日々こうした努力を続け、いつも癒してくれることへの感謝をそういった形で恩返ししてあげているのかもしれない。

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