これからディスカスの飼育の挑戦してみたいという方。
飼育・管理が難しいと言われるディスカスの特徴と注意点について簡単に解説していきます。
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飼育が難しいと言われる理由は?
ディスカスに限らず、熱帯魚の飼育については難しいという意見もあればそうでもないという意見もあります。
では、ディスカスの飼育はなぜ難しいイメージが定着しているのでしょうか?
どの生体にも言える管理と言えば水質管理。
これがうまくいっていないと熱帯魚はすぐに劣悪な環境に耐えられなくなってしまいます。
ディスカスはこの水質管理がとても大変なために難しいというイメージがあるようです。
ですが、これはディスカスを飼育するための水質管理が難しいのかというとそういったわけではありません。
水質管理は、水槽容量、飼育数、給餌量、換水頻度、ろ過能力など様々な要因のバランスが重要です。
ディスカスの飼育では、これらのバランスを崩しやすい要因が他の種に比べて少々多いといったことが、水質管理の難しさに結びつきます。
水質管理を難しくしている要因は?
ディスカスを綺麗な観賞魚として飼育したい場合、栄養豊富なディスカスハンバーグと呼ばれる専用の餌を与えます。
このディスカスハンバーグは非常に栄養価が高いため、食べ残しや糞の量が多くなり、これが水質悪化につながりやすくなります。
さらに、ディスカスはストレスに弱く、デリケートな部分があるため、ちょっとした音や振動、混泳や同種でも強い個体などがいると隠れて餌を食べなくなったりしてしまいます。
こうした性質から、まずストレスを与えないことが重要になり、のびのびとした環境でしっかり餌を食べてもらう必要があります。
また、熱帯魚飼育の基本でもありますが、水槽は大き目のものを選び、飼育数は気持ち少な目、ろ過は強力なものを設置し、定期的に水替えすることが最も重要になってきます。
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最適な水槽サイズは?
ディスカスを良好な環境をで長い間飼育することを考えるのであれば、水槽サイズは最低でも90cm以上のものをおすすめします。
60cm水槽でも飼育数を増やさなければ可能ですが、ディスカスは大きくなる種類なので水深が足りないのが不安要素です。
水槽サイズ=飼育水量は多いに越したことはありませんので、可能ならば大き目の水槽を選びましょう。
飼育環境はベアタンクがおすすめ
ディスカス飼育は水質管理にシビアになるべきことは説明しましたが、やはり水質管理がしやすいベアタンクがおすすめです。
水草水槽などでも飼育は可能ですが、その分管理はさらにシビアにならざるを得ませんのでしっかり日々のチェックと換水を怠らないようにしましょう。
ろ過能力は高めのものを複数設置
水質管理が重要とされるディスカスの飼育では、もちろんろ過機の能力も重要となってきます。
少し過剰なくらいのろ過機を設置することで、水替えなしとまではいきませんが、水質を安定させることはできます。
また、定期的なろ過機の点検や、故障した場合のことなども考慮して、一台だけではなく複数台設置しておくことをおすすめします。
濾過で全てを補うことはできないかもしれませんが、水槽サイズと同様、大き目のものを設置するに越したことはありません。
まとめ
ディスカスの飼育は難しいのか?また、飼育するうえでの注意点などを紹介してきました。
結論から言えば、ディスカスという熱帯魚が飼育が難しいわけではなく、他の熱帯魚と管理方法は同じです。
ただ、ディスカスを綺麗に健康に育てていきたい場合は、水質の悪化が早くなってしまうというところがあるということ。
基本的にはどのような種類でも熱帯魚飼育は楽なものではありません。
ディスカスの飼育が難しいかどうかを考えるよりも、ディスカスを飼育したいと思うのであれば、ディスカスに合った飼育方法があるということなので、そこだけは理解しておきましょう。
水槽サイズ、ろ過能力、飼育数、水替えというポイントさえ押さえていれば何ら難しい種類ではないですし、これらの要所を見てみてもわかる通り、熱帯魚飼育の基本的なことですので、興味があるのであればぜひ挑戦してみてください。
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