
アクアリウムで悩まされるのは、夏場のコケの発生。
特に、水槽の壁面に付着したコケは、こすっても取れない場合があります。
これをどうにかしなければと思いながらも、どうにもならないからリセットしようかとお考えなのであれば、ちょっとだけ待ちましょう。
人間の力でダメなら、ここはひとつ生体の力を借りてみてはいかがでしょうか?
水槽壁面にこびりついたコケは、本当に取れないものです。
スポンジでこすったり、スクレーパーで削ったりしてみても、思うようにはキレイになってくれないでしょう。
そこで、コケ取り生体の最強のお方をご紹介します。
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コケ取り生体最強「カバクチカノコガイ」
過去に、貝の力を借りてみようと、石巻貝やシマカノコガイなども試されたこともあるかもしれません。
確かに、貝類はコケをどんどん食べてくれますし、隅から隅まで綺麗に一掃してくれます。
その貝類の中でも、圧倒的なお掃除力を発揮してくれるのが、この「カバクチカノコガイ」です。
石巻貝などに比べて、ひとまわり体が大きく、それだけ活動力があります。
貝類は、特に何もお世話をすることはありませんし、そのまま放っておけば全てキレイしてくれます。
この「カバクチカノコガイ」を導入すると、どれだけこすっても取れなかったコケも、ほんの数日、早ければ一晩で驚くほどにピカピカになって、嘘のようにコケが消え去っています。
頑固なコケも一掃してくれる、ハイパワーの水槽のルンバってところです。
「カバクチカノコガイ」を導入してみよう
「カバクチカノコガイ」は、ネットショップなどですぐに購入できます。
コケで困っているのなら、アレコレ悩まずに「カバクチカノコガイ」一択でしょう。
メンテナンス作業のひとつが、生体で補える上に、何も世話はする必要はないので、言うことありません。
「カバクチカノコガイ」を導入する上で、ひとつだけ注意することと言えば、土に潜る習性があるということです。
それなりに力が強いために、水槽の壁面を進みながらそのまま土の中へ潜っていけるので、水草などが少しひっくり返されることがあります。
それでも、あのしつこいコケを一掃してくれるのですから、それくらいは愛嬌として許してあげてもいいところでしょう。