アクアリウムを始めてから、エンゼルフィッシュをいくつか数種類飼育した経験があります。
それぞれの種類ごとに、性質が違い、それも楽しみのひとつでもありました。
もちろん、個体ごとにも差があるものですが、種類によって傾向はあるようですので、飼育の参考にしてみて下さい。
今回は、経験を通して得られた情報を紹介します。
優雅に泳ぐ姿が美しいエンゼルフィッシュは、明らかに種類によって性質が違うように感じました。
これといった正解はないものですが、感じたことをまとめてみますので、流し読みしてみて下さい。
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ゴールデンエンゼルフィッシュ
ゴールデンは、基本的に強気な性格をしています。
頭も良くて、人にすぐになつき、活発に動きます。
縄張り意識も強めで、同種間でのつ付き合いもよく見られます。
若い時だけという情報もありましたが、しばらく飼育していても、ずっと強気の性格は変わりませんでした。
混泳などを試すと、すぐに水槽内のエリアの主導権を握るのはゴールデンです。
その分、ヒレなどの痛みが少なく、体も大きくなりがちです。
格差が徐々に開いていくので、ゴールデンがいるとそういった構図が必ずうまれるイメージです。
マーブル
マーブルは、基本的に平和主義なようですが、少し気が弱いところがあります。
他の複数匹からいじめられたり、特定の個体に追い回されたりしやすいのは決まってマーブルでした。
マーブルのみでの飼育であれば、複数匹で同じ現象は起きにくいのかもしれませんが、混泳で他の種類がいると、必ずマーブルが最下級となってしまいます。
それ故に、ヒレなどが傷つきやすく、体も小さいままでいつも隠れているような状況になってしまいます。
ブラック
ブラックは、体があまり丈夫ではないイメージです。
他の差かなとの小競り合いはほとんどみられず、縄張り意識どころかあまり他の魚に関心がない様子でした。
ヒレはやわらかめで、すぐに痛んでしまいます。
たまたまそういった個体、血統だったのかもしれませんが、ゴールデンなどに比べると圧倒的に弱いイメージがあります。
エンゼルフィッシュの混泳には注意
エンゼルフィッシュは、口に入るものは全て食べてしまいますので、小型の魚は混泳できません。
また、経験上ではゴールデンが圧倒的な強さを見せるので、異種同士の混泳も注意が必要です。
また、ゴールデン同士でも過密にしてしまうと、いつもつつきあいしている状況になりがちで、互いにストレスとなることが考えられるので、余裕のある飼育をおススメします。
大きくなるとかなり体高も高くなってくるので、そこも考慮する必要があります。
飼育管理そのものは、比較的簡単に継続できますが、とにかく余裕を持たせることが大切です。
これからエンゼルフィッシュを飼育したい方は、参考にしてみて下さい。
正解はありませんし、絶対にその通りになるとは限りませんので、しっかりと観察しながら飼育を楽しみましょう。