
優雅に泳ぐ姿が魅力的なエンゼルフィッシュ。
他の魚種と一緒に飼育したい場合は、その相性は気になります。
今回は、エンゼルフィッシュとの混泳について紹介します。
エンゼルフィッシュは、飼育年数に比例して大きくなり、種類によってはそれなりに気が荒い個体もいます。
混泳には十分注意が必要ですので、ポイントを押さえて混泳させる組み合わせを選びましょう。
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小型魚は混泳に向いていない
基本的に、小さな魚は混泳させないほうがいいでしょう。
エンゼルフィッシュは、成長とともにそれなりに大きくなりますし、口に入るサイズの生体は何でも食べてしまいます。
導入した時には何事もないように見えても、翌朝にはキレイにいなくなっているということもありますので、小型魚は向きません。
また、体は小さいながらも、やんちゃで色々なものをつつく性質を持った小型魚もいるので、そういった個体がいると、エンゼルフィッシュのヒレがつつかれてボロボロにされてしまうこともあります。
小型の魚は、混泳を避けたほうがいいと言えるでしょう。
混泳に最適な魚種はコレ!
エンゼルフィッシュと混泳させるのに最も適しているのは、コリドラスでしょう。
コリドラスは、特に他の魚と争うようなことはありませんし、エンゼルフィッシュとは互いに上手く共生していけます。
泳いでいる層も違いますし、性質としてぶつかり合うようなこともないので、かなり平和に暮らしていけます。
エンゼルフィッシュと、コリドラスという組み合わせでの飼育は、穏やかなアクアリウムの世界を演出するのに最適と言えるでしょう。
過密飼育に注意を!
どんな魚種でも基本は同じですが、エンゼルフィッシュはそれなりに気が強く、縄張り争いも激しくおこないます。
過密にすればそれだけストレス度は高くなりますので、余裕のある環境で飼育してあげましょう。
成長すれば体高も高くなり、大きくなっていきますので、60センチで2~3匹くらいがちょうどいいでしょう。
他の魚も混泳させるのであれば、60センチ水槽で1匹程度が最適かもしれません。
いずれにしても、少し寂しく見えるくらいが、魚にとっては快適な環境だったりもするので、生体数は少なめにしておきましょう。